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DETENTE武雄の手土産「はにマド」
継続的な被災地支援を願い
「菩提樹はちみつ」の深みある甘さと強い香りを活かしたマドレーヌ。はちみつは福岡・朝倉市の藤井養蜂場さんのもの。同社は2017年の九州北部豪雨で大きな被害を受けました。被災したお店同士のコラボレーション商品ということもあり、売上1個ごとに10円を自然災害被災地支援団体の活動費として寄付致します。
花暦とともに鹿児島から北海道まで約2000群のミツバチと旅する藤井養蜂場さん。「菩提樹はちみつ」は7,8月に北海道で採蜜するそうです。菩提樹は淡黄色の花。日本では北海道と東北にしか自生していない樹木です。和名は「シナノキ」。アイヌ語の「結ぶ」「縛る」「括る」という意味の「シナ」から、そう呼ばれるようになったそうです。
ヨーロッパで珍重される「菩提樹はちみつ」。通常のものよりも酵素が多いので、膨らみにくく、試作は難航しました。失敗を繰り返し、ようやく最適なバランスにたどり着き、オリジナルレシピを完成させました。
この商品は各地で被災地支援をおこなっている福岡県宮若市の自治労市職労さんのプロデュースのもと、2020年、限定商品として販売。好評のため正式商品化を検討していましたが、本格的な販売を目前に控えた2021年8月、再び水害が武雄を襲いました。当店も半年間に及ぶ休業を余儀なくされ、発売を延期せざる負えませんでした。
2023年10月、2メートルかさ上げした新店舗のオープンに合わせ、「はにマド」を本格販売致します。新しい厨房には最新鋭のスチームオーブンを導入。質の向上とともに安定して生産できる体制を整えました。
気候変動などにより、毎年、日本のどこかで自然災害が起きています。被災者である当店は、これまで受けた大きな支援に感謝しつつ、継続的な被災地支援の思いを込めて「はにマド」を販売します。
CAKE DATA
名称 | はにマド |
エネルギー | 148kcal/1個 |
賞味期限 | 製造から10日間 |
価格 | 200YEN/1個 |
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包装紙にこだわる
× 包装紙に写真を使う
○ 写真作品でお土産を包む
武雄の象徴として「御船山」を大胆にデザインしました。どのようなシチュエーションにも対応できるように銀1色だけで表現。包装紙に写真を使うのではなく、写真作品でお土産を包む、というイメージ。
箱にくるまった御船山の姿をきっかけに会話が弾む。そしてデタントのお菓子でみなさんが笑顔になる。そんな願いを込めた包装紙です。